話題のクラフトビールIPA(インディアペールエール)、その魅力を独自の視点で深掘りし五感で楽しむIPA専門情報サイト

マイクロブルワリー×クラフトビール缶店内販売は必須になるか!?

020年7月

【第3回】妄想マーケティング『マイクロブルワリー×缶販売』が必須な理由

クラフトビール缶店内販売イメージ

国内のマイクロブルワリーが400を超えて破竹の勢いで増え続ける中、それぞれのブルワリーが様々なサービスと戦略を練って営業しています。

筆者はマイクロブルワリーのアットホームな雰囲気とブルワーさんと直接お話できる機会に恵まれることが多いという理由から、なるべくマイクロブルワリーを訪問するようにしています。

そんなマイクロブルワリーさんでもハッキリと戦略が分かれるのが、店内でクラフトビール缶を販売するかどうかという点ですね。

マイクロブルワリーに限らず全てのクラフトビールを扱う店舗での話になると思いますが、是非とも店内でのクラフトビール缶販売を実施して欲しいという一消費者としての切なる願いのお話です。

では始めましょう。

正直法律的な面はあまり分かっていないので、あくまで一消費者としての視点から語らせて頂いてますが、クラフトビールが飲めるお店は大きく分けると三つに分類されます。

1.醸造所が併設されているマイクロブルワリー形式 基本は自社又はゲストで他ブルワリーのビールをドラフト(生ビール)で提供

2.居酒屋形式で飲食店としておつまみ等も併せてクラフトビールをドラフトで提供

3.酒屋として営業し、販売している酒類を有料で試飲できる俗に言う「角打ち」スタイルで提供し、ドラフトでも販売

それぞれ取得している免許が違うので詳細のコメントは差し控えますが、店内でのクラフトビール缶の販売は今後必須になっていくと考えます。

その理由はシンプルに需要があるから。

筆者はIPAが好きで美味しいIPAを求めていろいろな店舗を巡りますが、IPAは基本的にハイアルコールなのでそんなに沢山飲めません。

お店で飲めても2杯か多くて3杯までです。

まだまだ色んな種類のIPAを飲んでみたいが既にヘロヘロ。。

ならば持って帰れる缶があれば買って帰るのは自然な流れですよね。

グラウラーと違って最低でも1か月くらいは持つので、海外系のIPAを土産に買って帰ることが多いのです。※グラウラーとはそもそも用途が違いますけどね。

店内で缶や瓶のお酒を販売するには『一般酒類小売業免許』という免許が必要なようですが、最近マイクルブルワリーでも店内販売に踏み切っているお店が増えてきたように思います。

・妄想マーケティングの結論

店内でドラフト提供+クラフトビール缶を販売するものの有料試飲は無しで持ち帰りのみが今後の王道スタイルか!

これなら自社のクラフトビールやゲストのドラフトと競合することなく、持ち帰って好きな時にクラフトビールを楽しみたいという消費者のニーズにも応えることができますね。

一クラフトビールファンとしてマイクロブルワリー経営者の皆さんには是非ご検討頂きたいものです。

  • B!